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MIRAI Teachers INTERVIEW #04 園児を惹きつけるミライの英語教育| Mr.Tom

こんにちは。
今回は、ミライの英語教育について、Head TeacherのTom先生にお話を伺いました。

Interview in English (Original ver.)


平山
Head TeacherのTom先生です。よろしくお願いします。
今日は、Tom先生にミライキンダーガーテンの教育や、英語のクラスについてお話を聞いていきます。

まずは自己紹介をしていただけますか。

Tom
はい、Tomです。ミライに来てもうすぐ6年になります。
アスタークラス(5~6歳児)の担任から始めて、今は園の主任(Head Teacher)をしています。

平山
わあ、6年ですか!長いですね。
Head Teacherになる前は、ミライの全クラスのサポートもしましたが、全年齢やミライの英語教育に精通していて、カリキュラムの作成もしていますよね。

Tom先生から見たミライの教育理念を教えて下さい。


Tom
まず第一に、先生も保護者も含めて全員が、言語を学ぶ方法は一つではないということを理解する必要があると思います。
多様性のある環境では、子どもたちの学び方は一人ひとり違います。
ある物事に対する反応の仕方も違えば、学習の仕方も、コミュニケーションの取り方もまったく違います。

私たちは園児の学力面の向上だけでなく、精神的、情緒的、社会的にもサポートしたいと考えています。
マネジメントや経験のある先生は、それぞれの先生が園児を正しい方向へ導くことを間接的にもサポートをしています。

また、環境はとても大事です。
子どもたちが間違ったり、ベストを尽くしたり、新しいことに挑戦したりすることができる教室を作れるように目指しています。

環境が整えば、子どもたちは英語力だけでなく、モンテッソーリで深い理解をし、運動能力や社会性などを向上させることができる、というのがミライの理念の根底にあります。

ミライの理念は、園児たちをグローバルな大人に成長する手助けをするため、あらゆる方向からサポートすることです。

平山
先生方にとっても、とてもやりがいがありそうですね。

Tom
はい、先生たちは楽しんでいると思います。それが一番大事なことだと思っています。
ミライの先生たちは園児のことが大好きで、園児と一緒に過ごす時間を楽しんでいます。
そのおかげで、園児たちは毎回の授業でベストを尽くすことができます。

平山
それを実現するためには、教室の環境と先生と園児の関係が重要ですね。

今、各クラスには何人の園児がいますか?

Tom
英語教育には4つのクラスがあります。
ポピークラスは11~12人くらい、クローバークラスは全体で24人くらいで、各クラスに12人ずついます。
デイジークラスも全体で24人、各クラス12人、アスタークラスも同じです。

※クラスの年齢について

  • ポピー:年少々(2~3歳)

  • クローバー:年少(3~4歳)

  • デイジー:年中(4~5歳)

  • アスター:年少(5~6歳)

平山

ミライでは、英語オンリーの環境(英語フロア)で過ごす時間を大切にしていますよね。
少人数制のクラスだと、園児一人ひとりに目が行き届き、先生や園児同士で話す機会も増えるので、自信がつき、より効果的に英語力を伸ばすことができるんですよね。

Tom先生は毎日現場で先生をサポートすることを通して子どもたちの教育に貢献してくれていますが、マネジメントとして、良い教育を維持するために先生たちをどのようにサポートしていますか?

Tom
私は、1人の先生が12人前後の園児を担当するのが、先生にとってもクラス運営をしやすいサイズだと思っています。
ミライの先生は、皆プロ意識が高く、教えること、園児の成長を見ることに情熱を持っています。
先生だけでなく、すべてのスタッフが、園児が目標を達成し、次の目標を掲げ、目標を維持できるよう、情熱を注ぎ、本当によく教育に力を注いでくれていると思っています。

マネジメントとして教室を見る時には、先生が園児と一緒にどのようにクラスを作っているか、またどのようにサポートすれば学習の環境が向上していくかを見ています。

先生方にはフィードバックも行いますが、改善が必要な分野だけでなく、先生の強みも探してそこを伸ばすようなサポートもしています。

そして、その先生がいろいろなスキルを学び、より良い先生になって、「ベスト」になれるようサポートしています。

平山

先生方のサポートもしっかりして、困ったときにはリーダーやマネジメント、先輩の先生方に相談することもできる体制が整っているミライは、サポートネットワークが充実していると思っています。

ミライの教育について、もう少し詳しくお話しを伺いたいと思います。

ミライに入園する園児さんは、入園前は、ほとんどの園児が英語環境での経験がなく、新入生は初めてオールイングリッシュの環境に入ります。
そのような大きな環境の変化に対して、保護者の方が心配されるのは本当によくあることです。

初めて英語に触れる園児にとって、快適で魅力的な環境を作るにはどうしたらいいのでしょうか?

また、ミライのテーマ学習に基づいたカリキュラムの中で、異なる年齢層や学習レベルに対応するために、どのように順応させ、アプローチを変えていますか?

Tom

英語クラスでは、園児が初めて英語に触れることを大切にしています。
ただ、そのためには先生との関係性を作ることが重要です。

子どもたちが不安にならないように、先生方は少しずつ、子どもたち一人一人とコミュニケーションをとり、信頼関係を築いていきます。

平山
園児との関係を築くために、先生方は具体的にどのように園児をサポートしているのですか?

Tom
快適な環境を作り、園児がやりたくないことをやらされるプレッシャーを感じないようにすることを目指しています。

私たちは園児が何をするか選択できるようにしていますし、先生は魅力的な環境を作る責任があります。

園児が特定の授業に参加していない場合、先生は園児を参加させる方法、使用する教材、実施する戦略を再考します。

そうすることで、先生は園児との関係を改善し、園児の英語力を向上させることができます。

カリキュラム面では、どのようにクラスを行っていますか?


Tom
ミライのテーマ別カリキュラムは、先ほどのことを念頭に置いてデザインされています。

毎週または毎月、特定のテーマに焦点を当てることで、体系的でありながら柔軟性のある学習環境を作り出しています。
先生は、園児が英語の授業で学びたい、関わりたいと思うような環境を作ります。

例えば、動物をテーマにした場合、クローバー(年少)は視覚で動物を識別することに集中するかもしれませんし、デイジー(年中)やアスター(年長)は音や特定の特徴で識別するかもしれません。

同じトピックでありながら、園児が挑戦し、前進できるよう、さまざまなレベルが用意されています。

平山
快適な環境を作り、園児にプレッシャーを与えないというお話は、モンテッソーリ教育にも共通する考え方ですよね。

ミライ全体を考えた時、モンテッソーリ教育と英語教育は、どのような点で考え方を共有していると思いますか?


Tom
カリキュラムは異なりますが、英語フロアとモンテッソーリ・フロアは同じような哲学を共有しています。

「園児に強制しないこと」「快適な環境を作ること」「園児に選択肢を与えること」が重要な点です。

園児によって学び方が違うので、私たちは園児の能力を制限しません。
ある園児が特定の方法で学べない場合、先生はその園児が別の方法で学べるような教具や方法を提供すべきです。
たとえば、ワークブックを使って学習するのが嫌いな園児もいるかもしれない。
その場合は、ワークブックを持って座る代わりに、ホワイトボードで学習したり、切ったり貼ったりするワークシートを使ったりします。

ゴールは同じですが、ゴールに到達するための方法は異なります。

平山

私たちは長い間、教育の現場で働いてきましたが、残念ながら、日本では英語力があまり高くないことが大きな課題として残っていると感じます。

Tom先生はこれまでも、英語教育に携わってきましたが、ミライでは、他と比べてどのようなアプローチが園児にとって効果的なのでしょうか?

Tom

ミライに入る前、英会話スクールで働いた経験があるのですが、そこでは園児の能力を深く伸ばすというよりも、習い事に重点を置いていることが多いと感じました。

ドリル(リピート)のように、意味を理解しないままフレーズを繰り返し練習するようなやり方も経験しました。
このようなアプローチも一理ありますが、必ずしも自然な言語使用を反映しているとは言えません。

それに対して、ミライは異なるアプローチをとっています。
常に意味のある言葉を使うことを意識しています。

反復学習ではなく、テーマやトピックに基づいた学習を通して園児を惹きつけることを重視しています。
私の経験では、ドリル(反復練習)は園児が意味を理解せずに単語やフレーズを繰り返すもので、実生活で使うには不自然です。
私たちのアプローチは、園児が自分自身の経験と考えを結びつけることを助けて、より自然な言葉の使い方を育てます。

ただ単語を”It’s a ~.” と繰り返すのではなく、"Do you know what this is? "のような自由形式の質問を使い、クリティカルシンキングと様々な反応を促します。

園児の英語力は必ずしも完璧ではないかもしれません。
フルセンテンスでいうことができないこともあります。

ただ、私たちは園児のコミュニケーションを取りたいという気持ちと、できないかも、という気持ちから一歩踏み出して話したり、表現することに重点を置いています。

暗記の反復よりも意味を持ったコミュニケーションを優先するこのアプローチは、より自然で、より深い学習をサポートします。

平山

様々な経験も共有していただきありがとうございます。

いつも私たちが話していることではありますが、英会話のような学習とミライの教育やアプローチの根本的な違いがより見えてきました。

園児たちにも英語を使ってクリティカルに考え、習うことを自分の生活に関連付けるように促すことで、より有効な「言語の習得」ができると思います。

「文法的には完璧だけど、覚えただけのアウトプット」よりも、英語でコミュニケーションをとろうと努力し、自分の気持ちを話すことが将来的な自己表現につながる、というのがミライの根底の考え方にはありますよね。

英語クラスでも子どもたちの言語スキルを向上させるだけでなく、自信をつけ、クリティカルシンキングの能力も高める。

それが現場にいるTom先生から伝わってきました。

ミライでの指導歴も長いですが、特に想い出に残っているクラスはありますか?
実際のイベントやシナリオを教えることで、園児にとってレッスンをより魅力的で共感できるものにした例をいくつか教えてください。


Tom

はい。ワールドカップやオリンピックなどの実際のイベントがある時には、それをクラスに取り入れました。

園児が見て積極的に見ることができる実際のイベントを見ると、子どもたちは自然にそれを自分の生活に関連付けることができます。
こうした具体的な実際の出来事を教材にすることで、園児たちは他の文化についても学び、日本を超えて考えを広げることができます。

たとえば、東京オリンピックの時は、園児たちが自分たちで旗を作り、オリンピックの開会式を再現するロールプレイをしました。
園児たちは、自分たちが作ったものをロールプレイに取り入れ、具体的な言葉を使い、クラスで責任感を感じました。

このような活動は園児たちにとって本当に重要です。


平山

実際のスポーツイベントを授業に取り入れているのがいいですね。
園児たちが「開会式」をどれほど楽しんだか、今でも覚えています。

こうした活動によって、園児たちが日本以外の世界とつながり、さまざまな文化について学ぶことができるのは素晴らしいことです。

Tom先生は、ミライで教えることが楽しいとおっしゃってくれていますし、園児たちが自分の課題を克服して成長するのを見るのはやりがいがあると言っていますよね。

私たちの先生の多様な背景や経験がこの前向きな環境にどのように貢献し、園児たちの成長を助けていると思いますか?

Tom

はい、私はミライで教えることが楽しいです。
園児たちが幸せそうにしているのを見るのが、主な理由の1つです。

恥ずかしがり屋で、自分にはできないと感じている園児たちが、自分自身の戦いに打ち勝ち、幸せを感じているのを見るのは本当にやりがいがあります。
それとは別に、ミライでは、「先生が持つ自由」も素晴らしいです。

ミライには、イギリス、日本、フィリピン、アメリカなどからの先生がいますが、先生たちに、日本の基準に合わせるために英語や経験を変えるように求めません。

各先生はそれぞれ異なる経験を持っており、それらの経験が園児たちの学習に役立ちます。他では得られないような教育を園児たちに提供できることに、私はとても感謝しています。

平山

Tom先生、今日は経験やミライの教育についてお話しいただき、ありがとうございました。

ミライの子どもたちの効果的な環境を作り出している後ろから先生方を支える大きな役割を果たしてくれて、本当に感謝しています。

少人数制のクラスで園児一人一人に目が行き届くよう配慮されたクラスから、「本物の教材」を取り入れた心のこもった授業まで、先生の教育に対する姿勢は本当に素晴らしいです。

アカデミックな面だけでなく、精神的、感情的、社会的にも園児の成長をサポートしようとする姿勢は、ミライの理念である「Education for the Future」を体現しています。

このような多様で経験豊かな先生たちが、それぞれのユニークな視点とスキルを持って、園児の成長をサポートしてくれていることが、本当に幸運なことだと改めて感じました。

今日はありがとうございました。


原文(英文)はこちら

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